命名「瀬戸もみじ」
もみじ会グループとして広島食肉市場へ出荷はしていたのですが、名前のない肉はこれからの時代販売力にかけるということもあって、4年前に「瀬戸もみじ」というブランド名をつけました。
我々の先輩方が、昭和50年代から生産してきた「もみじ豚」という通称が、ブランド名の原点でもありますが、命名には紆余曲折ありました。
生産地は庄原地区なので、「瀬戸」をつけることがどうかという意見もありましたが、飼料に牡蠣殻粉末を配合していることと、広島県の大消費地が瀬戸内海に面していることから、「瀬戸もみじ」としました。
現在4戸の生産者(組合)で、「瀬戸もみじ」を育てています。
美味しさは、健康な豚であること
生まれてから出荷まですくすくと健康に育つことが、肉本来の美味しさでもあります。
色々な飼育方法や、飼料に特別配合するものなど、それぞれのブランド豚の特徴やこだわりもありますが、基本は健康な豚であることだと思います。
『病気をせずに、すくすく育つこと』
まずはそこを一番大切にしています。
中々家族全員が同時に休むことができませんが、幸い我々4戸の生産者には後継者がいます。
今後養豚業が楽な方向に向かっていくとは思えませんが、それでも各戸の生産者が、生産管理の積み重ねをしていくとこが結果として現れ、それが経営を守ることだと思います。
豚肉の食味が一番わかりやすいのは、しゃぶしゃぶです。
夏でも冬でも、豚肉本来の旨みがはっきりとわかるので、是非しゃぶしゃぶで、我々の育てた健康な豚「瀬戸もみじ」を味わってもらいたいですね。