昭和30年代に、ここ向島に父親がみかんを植えて、その後梅の木を植えました。
梅は青いダイヤと呼ばれ、高値で売れていました。
いちじくもその後植えましたが、三原に現在の梅園を開墾しました。
家庭であまり梅を漬けなくなったけど、花見に来られるようになったので、
梅もぎもできる観光農園として現在に至ります。
梅の王様「南高梅」が約1,000本くらいあるかな。
梅園にはたくさんのお客様がいらっしゃいます。
スタッフがご案内させてもらいますが、私はスタッフに、
「ダジャレのひとつでも言って必ず笑いを取るように!」と言ってます。
園内の案内は、丁寧にマニュアル通りでいいけれど、個人個人の会話も必要。
中々つっこんだ会話って今少ないでしょ?
お客さんと漫才なんかができると最高よね。
観光農園をしていると、設備にもお金がかかります。
電気やトイレなど、きれいな設備を求められる。お客さんもそれが当たり前だと思ってたりする。
でもね、例えば発電機。
都会の人は、発電機を見て驚きますよ、これ何ですか?って。
そんなところからも会話が生まれるし、これぞ都市と農村のつながりですよ。
それぞれが当たり前だと思っていることが、そうじゃない。
非日常の体験を楽しんでもらう!ですね(笑)
難しく考えないでいいのが、梅です。
梅をもいで、または買って帰ったら、冷蔵庫にいれておけば大丈夫。
すぐ作業ができないようなら【冷凍】しておく。
ゆっくりやればいい。
もいで3~4日すると「つわる」からね。
「つわる」っていうのは、熟成するっていうこと。
漬けたときに柔らかいのがいい場合は、つわった実を漬けるのがいいんですよ。
梅はとにかく簡単!
らっきょ酢にどぼんと漬けると、甘酢漬け。
醤油につけると、梅ポン酢醤油。
梅1(kg):氷砂糖1(kg):日本酒1(升)で、梅酒。
氷砂糖は砂糖でもはちみつでもいいし、日本酒はリカーでも焼酎でもブランデーでもなんでもOK!
甘いのがいいとか、まろやかがいいとか、好みで色々やってみればいいです。
深く考えず、ちゃっちゃっとね。
うちでお渡ししている簡単レシピは、本当に簡単、だれでもできる基本のレシピです。