江田島きゅうりは、給食センターにも卸しています。
給食のきゅうりが美味しかったと子どもが言ってくれるのが
素直に嬉しいと語るのは、江田島野菜出荷組合の山田組合長です。
現在、20代から70代の25名が一丸となって生産に取り組んでいます。
広島県内1位の生産量を誇るのが、江田島のきゅうり。
昭和50年代は最盛期で、広島県内にもきゅうりの産地が多くありました。
その多くは、産地として消滅。
江田島のきゅうりが、今なお生産量を誇れるのは
温暖な気候が影響しているといいます。
自然の恵みを受けて育ったきゅうりは、
歯ごたえがあり瑞々しい出来。
収穫したその日に出荷するため、鮮度にも自信がります。
これが、子どもたちが思わず
「美味しい」というきゅうりの所以です。
きゅうりと言えば、漬物やサラダが思い浮かびます。
その他はどうでしょう?
そこで、きゅうりをもっと食べて欲しいと
新たな取り組みを始めました。
広島国際大学 健康科学部 医療栄養学科とコラボレーション!
生食の利用が多いきゅうりを、炒め物やスープなど
様々な調理方法のアレンジを実現させました。
中でも好評なのが、ネーミングでも興味をそそる
「きゅうりのちゅるちゅる」です。
きゅうりを千切りピーラーで細長くスライス。
片栗粉をまぶして沸騰した湯でさっと茹で
めんつゆをかけて食べるというもの。
熱い夏にあっさりと食べることができると評判です。
その他、きゅうりの麻婆風炒めやきゅうりのヨーグルト冷製スープ、
つるシャキ餃子など、これまでにないレシピが誕生しました。
今よりもっと美味しいきゅうりをと、いま力を入れるのが化学農薬使用量を減らした栽培です。