中四国最大の養殖数
約40年前から続くすっぽん養殖事業を6年前に引継ぎました。
できるだけ自然に近い環境ですっぽんにストレスがかからないように努力しています。
池では、甲羅干しできる筏や餌を食べやすくする台の設置など、日々状態を確認しながら、すっぽんファーストで向き合っています。
悩みは、魚粉を配合した美味しい餌をもっぱらカラスに食べられることです(笑)
施設や池の環境整備
平成26年8月に発生した豪雨による土砂災害では、ここも被害を受けました。
池の水があふれ、多くのすっぽんが流されたのです。
必死に探しまわって500匹以上は捕まえましたが、それ以上を見つけることはできませんでした。
現在は施設や池の環境を見直し、対策を施しています。
3年じっくり育てます
ボイラーなどでできるだけ加温せず、自然に近い状態で養殖しているため、冬の間は冬眠します。
冬眠を繰りかえし3年かけてじっくり育てたすっぽんは、身のつきもよく脂がのった上質なものとしてお客様にご好評いただいています。
鍋セットとして通年ご購入していただけますが、一番おいしいのは冬眠前の10月下旬ごろのもの。栄養をたっぷり蓄えているため、この時期のものは別格な美味しさなのです。
広島県の里山食材として、地元の方はもちろん、たくさんの方に八千代すっぽんを食べていただきたいです。