狭間さんとの出会い
私たち株式会社神石高原では、地域の特産加工品を作ることから始まりました。
生姜・花梨・梅などを地元で栽培し、それをはちみつと合わせてシロップを作りました。
レシピ配合する中で、pHを下げるためのレモン果汁が必要となり、無農薬のレモンを探していたところ、豊島の狭間さんに出会いました。豊島から船で5分の無人島尾久比島に1.5haの柑橘畑を所有されているが、病気をしてから手つかずになっていることを知り、我々が栽培管理することで、レモンを使ってもいいということになりました。
野生化した柑橘
2年近く放棄されていたこともあり、最初は草を刈ったり、伸び放題の枝を切ったり、レモンや甘夏の木があるところまで歩ける道をつくることから始まりました。
野生化した木に実る柑橘はとてもたくましく、皮もごつごつして厚く、見た目も決してきれいとは言えないような実ばかりでしたが、手をかけていくうちに、艶や柔らかさがでてきました。
畑の持ち主が農薬を使わずに栽培していたため、野生化しても、病気にならずに実をしっかりつけてくれていたことには驚きました。
加工品向けに
栽培期間中,農薬を使っていません。
そのまま絞って果汁にしてもフレッシュですが,選果した出荷を行っていないので,青果売り場での販売というより,食品メーカーさんや飲食店さんへおススメしています。
自社でももちろん加工品として販売しています。
取扱いたいと言って下さる方を圃場にご案内すると,ロケーション的にとても喜ばれます。
ご要望があれば,ぜひご案内します。