昭和49年に旧廿日市、佐伯町、大野、吉和の農協が合併して佐伯中央農協になりました。後平成13年に大竹農協と合併して今の組織になっています。
営農職員は、本店に5名と各地区にある経済店舗(経済センター)に6地域6名です。
地域内での主な農産品は、廿日市のいちご、佐伯地区の大長なす、吉和佐伯地区でほうれん草となっています。
廿日市市と佐伯中央農協とで、平成25年度から新規農業経営者育成事業がスタートしました。
現在では2名が就農、2名が就農準備、2名が研修中と順調に進んでいます。中でも一番若い方は20歳です。
農地は玖島地区が多いのですが、標高の高さを活かし、25haのハウスでほうれん草栽培に取り組んでいます。
はつかいちごに関しては、現在生産者9名です。
しかし大半が60代以上なので、産地の維持が今後の課題でもあります。
JAは組合員さんのための組織ですので、何とか農家さんのためになることを常に考えていますが、後継者問題はとても深刻です。
農業全体の大きな課題でもありますが、組織としてできることは全面的に支援していきたいと思っています。
基本は市場出荷ですが、直売所や地元スーパーの直販コーナーでも販売しています。
思うような金額で売れないこともありますが、直販事業にも少しづつ力を入れていきたと思っています。