広島市内から車でおよそ1時間の北広島町にあるのが
西日本高速道路エンジニアリング中国 北広島農場です。
主に広島市内をターゲットに完熟いちご「北広島農場のいちご」を生産しています。
完熟するまでじっくり育てたいちごのみを収穫して翌日までには出荷。
最短で3日で小売店の売り場に並ぶようにしています。
本当の食べ頃にいちごを食べてほしいとこの収穫方法にこだわっています。
取引先からも反響があり、広島市内を中心に展開するスーパーマーケットの
人気投票企画「今月のバイヤーおすすめ!あなたが食べたいこれ旨い!」で
1位(2021年2月)に選出され
濃厚な味わいの完熟いちご「北広島農場のいちご」は少しずつファンを獲得しています。
今年でいちごの生産を始めて5年なる北広島農場。
完熟した濃厚な味わいのいちごに仕上げるため
工夫を積み重ねています。
肥料は魚粉、海藻由来の肥料を使用。
魚粉を使用するのは魚粉に多く含まれるうまみ成分「アミノ酸」が
果実の甘みに増す効果があると言われています。
少しでも甘くて濃厚な味にするにはどうすればいいのか?
試行錯誤を繰り返し農場が目指すいちごに近づけるようにしています。
また、いちごの身に程よい水分が含まれるよう水耕栽培ではなく
土耕栽培をおこなっています。土耕栽培にしたのは、いちごの身が含む水分の量を
調節するため。水分が多いと、水っぽくなりいちごの味が薄くなり
北広島農場が目指すいちごにならいないからです。
そこでほどよい水分がいちごに身に行きわたるよう細心の注意を払いながら
水やりを行っています。ほどよい水分が行きわたったいちごの身は風味が豊かで
食べ応えがある果肉なると同時に、完熟でも身がしまって痛みにくいのも特徴です。