農業を始めて30年
大学を卒業後、家業だったみかん農家を引き継ぎました。今の専務でもある弟は、12年前に勤めていた会社を辞めて家業を手伝うために戻ってきました。
元々父が、みかん農家だったので長男として家業を継ぐものだと思っていました。大学に行かせてもらったのも後を継ぐ約束があったからです。
農業をはじめて、将来を考えたとき、付加価値の高い作物をとの思いで最初はイチゴの栽培もしていました。
ちょうど今から20年前に、農業技術の視察に行ったアメリカでこのベビーリーフと出会いました。
当時は日本にルッコラなどもなく、栽培を始めたのはおそらく私たちが日本で最初ではないかと思います。
最初だからこその苦労
栽培を始めた当初はベビーリーフの認知度がなくて、なかなか売れなくて大変でした。
後に大手食品メーカーが生産を始めるなどして、叙々にスーパーの店頭に並びはじめてからやっと売れるようになりました。
季節的に夏はとくに栽培が大変で、ハウス環境を整え、最適な肥料を与え、日々様子をみながらこまめに面倒をみなくてはいけません。
それでも、いいものをお客さんに届けて、喜んでもらえる作物を作ることを目標にもっともっと肥料等の研究を重ねて、本物の味というものを追求していきます。
ベビーリーフのおいしい食べ方
低温保存。冷蔵庫に入れて1週間くらいはおいしく召し上がっていただけます。
やはり、サラダで素材そのものの味を味わうのがおすすめです!