ご縁あって高野町へ
広島市内の出身で、農家ではありませんでした。
約20年大阪で働いていましたが、父が病気になったこともあり、帰省しました。
ちょうどホテル勤務に就いていたころ、東北大震災がありました。
その時に、深く感じ考えたことが『食の安全』でした。
後に、庄原市東城町のファームへ就農しました。
夏秋いちごを学ぶ
就農先では、夏秋いちごのノウハウを学びました。
漠然としていたので、そこで学んだものが、今につながっていますが、
お米を学んでいたら、お米農家になっていたかも知れません(笑)
独立して、3年になりますが、手ごたえは感じています。
スタート時は無農薬・無化学肥料で栽培していました。
しかし、生産性や効率が悪い。
露地栽培では、動物による被害(特にねずみ)が大きい。
試行錯誤、現在はハウスによる高設栽培に切り替えました。
チャレンジはこれからも
夏秋いちごは、身が柔らかくデリケートなため、輸送が課題でもあります。
お客様へ完熟で一番良い状態をお届けしたいのですが、どうしても途中で痛みがでます。
もう少し実が締まった状態にしたいのですが、ここ高野町でも夏はは30度を越えます。
地熱などの問題もクリアしていきたいですね。
『抜群に美味い夏秋いちご』の栽培を、これからも全力で取り組んでいきたいと思っています。