養蜂をはじめて28年です(H27取材時)。
元々うちの父親が養蜂をやっていたのですが、その父親から「勉強するか後を継ぐかどちらかにしろ」と言われ、勉強が嫌いだったので蜂家になりました(笑)
小さいころから父親の仕事は見てきていたので、全国を飛び回るということを自分もしたかったように思います。
あまり考えたり悩んだりすることもなく、養蜂という道を進んだという感じです。
蜂の管理は私一人ですが、販売はうちの奥さんとパートさんが担当しています。
パッケージや販促ツールなど、奥さんが色々考えて作ってくれているので、二人三脚での蜂家ですね。
繁忙期は寝る時間もなくなります。
蜂は花から花へ移動するので、早朝から夕方まで採蜜して、夕方に荷造りを準備して、夜の間に次の花へ移動して、また朝から採蜜しての繰り返しです。別の花に変わるまでの2~3日はほぼ休めません。
花は1年に1回なので、時間を無駄にしたくない思いからそうなるんですけどね。
一番大事なことは「元気な蜂」を育てることです。
蜂の状態が悪ければ蜜の取れ高が少なく、少ないと良質なものが取れない。良質なものが取れなければお客様に自信をもって出せない。当然お客様からも美味しいと言っていただけない。
だからとにかく「元気な蜂」を育てることが一番なのです。
今は500箱維持することが目標です。常に良質なはちみつをお届けしていきながら、1億円企業を目指していきたいと思っています。