私たちのアスパラガスは、広島県福山市新市町の温暖な気候と豊富な水に恵まれた環境で育てています。この地域は厳しい寒さや積雪が少なく、アスパラガスの生育に最適な温度条件が整っています。
圃場の近くには服部大池や蛇円山があり、そこから流れる水や井戸水をたっぷり使用し育てています。 十分に水を与えることで、収穫の時にハサミで切った瞬間から切り口から水がぽたぽた滴るぐらいの“瑞々しさ”を実現しています。
筋が少なく根元まで柔らかいため、調理しても筋の食感が邪魔をせず、美味しくいただけます。
定期的に土壌の診断を受けて、その結果をもとに肥料の配合を計算しています。この独自に配合した液肥を使用し、かん水同時施肥を実施しています。
また、栽培のデータ管理を行うことにより、安定した栽培と供給を実現しています。
アスパラガスの状態は、単にデータ管理をするだけでなく、毎日土に触れて、湿り気や水分量をチェックしながら、確認しています。
昼間に光合成で作られた糖分が夜の間に新芽に転流・蓄積されることで、香り高く甘いアスパラガスに育ちます。一日の中でもっとも美味しいタイミングである朝一番に収穫するようにしています。
収穫したアスパラガスは、出荷する際には長さを均一に調整します。その調整の過程で出る切れ端や間引いたアスパラガスは、近くの牧場に提供して牛の餌にしてもらっています。
また、地域の飲食店では、硬い部分を輪切りにして煮出し、出汁として使用したり、デザートにアレンジしたり、活用していただいています。
「せっかく大切に育てたアスパラガスなので最後まで楽しんでもらいたい。」という想いを大切に、アスパラガスを余すところなく地域で活かすことができるよう工夫しています。
アスパラガスの切れ端を牧場に提供する取組は、先輩農家の方が始められたもので、私たちはその考えを引き継いでいます。地域の農家さんや牧場、飲食店の皆さんと協力し合いながら、この地域のアスパラガス産地を守っていきたいと考えています。