産地を維持すること
生産者の竹本博文です。
私は兼業農家として、勤めをしながらじゃがいも栽培をしてきましたが、1年前から専業として、家族でやっています。収穫時の繁忙期は兄弟や子供たちも含めた総動員で作業します。組合全体で言えば、150名くらいいます。
今や全国でも問題になっていますが、私たちもこの集落、産地を維持して後世に残したい。
後継者問題もありますが、産地維持は私たちの目標でもあります。
マル赤馬鈴薯というブランドが廃れないように。
天候に左右されますが
露地栽培ですので畑の土作り、種子の更新、肥培管理には特に力を入れています。
春じゃがは、天候も寒い時期から暖かくなるので比較的できがいいのですが、秋じゃがは暖かい時期から寒い時期になるので、栽培も難しいです。
食べ方も研究してます
じゃがいもというと、定番メニューも多くありますが、
マル赤馬鈴薯は「出島」という品種で、肉じゃが・コロッケ・ポテトサラダに向いています。
今これはイケル!という料理は、「じゃがご飯」
塩で味付けした、じゃがいもの炊き込みご飯です。ホクホクして甘くて、栗ごはんのような味わいです。
じゃがいもは日持ちしますが、ダンボールで買った場合は、ダンボールから出して暗くて涼しいところへ広げておくといいですよ。
紫外線にあたると芽が出やすいので、新聞紙などで覆っておくのもいいです。
ビタミン豊富な食材なので、毎日食べて欲しいですね。