野菜作りから養蜂へ
兵庫県で自営業をしています。
訪問先のご高齢のお客様に「たまねぎが重くて買って帰れない」と聞き、お届けしてあげることをきっかけに農園を借りて野菜の栽培をはじめました。
独学でいろいろ勉強していくうちに、農薬のこと、農業にミツバチが大事であること、そのミツバチが大量に減ってきていることを知り、国内の某養蜂家さんのもとへ1年くらい研修に行かせてもらいました。
祖父と過ごした竹原で
広島市内育ちですが、竹原は祖父母がいたので幼少期より馴染みのある土地でした。
養蜂をするなら竹原で。
「耕作放棄地を蜜原にしようプロジェクト!」と題した志を胸に、飛込み営業法で地元の土地所有者を訪問してまわったところ、よそ者に土地をすんなり貸してくれるところはなく、竹原商工会議所へ相談へ行きました。そこで出会った担当者の方の力強いご協力あって、なんとか畑を借りることができ、養蜂業をスタートすることになりました。
家族とともにこの土地で
現在は通い農家ですが、いずれは家族での移住を目指しています。
まだまだ規模も小さく所得の心配もありますが、耕作放棄地が蜜原となり、きれいな里山にカフェや家具工房などがあって、農業体験などができる場所にしたいという想いもあります。
子供たちが豊かに育ち、大人も癒しを得ることができる。
進みはじめた新しい道は、やりたいことがたくさんあって自分自身がワクワクしています。