NEWS 2022.10.25

株式会社ATORA
- プロジェクト名:HIROSHIMA HYBRID DESIGN
- 起案代表者:小野敏史(株式会社ATORA、広島市)【食品製造業】
B級品、廃棄品の新たなマネタイズと、高品質一次産品の新たな価値創出
百貨店・高級スーパー等が高品質且つオリジナルな冷凍食品を小ロット・高頻度に商品展開する課題を、企画から販売までの垂直統合型チームによる商品開発で解決します。生産者から百貨店・飲食店までを束ね、獲れたて・出来たての「瞬間」にしかない価値を閉じ込められる高品質な冷凍商品を高速・高回転で上市できる体制を構築しています。具体的には、百貨店・地元飲食店等とコラボした商品開発・マーケティングによって、広島県産の農作物・畜産物の新たなブランド商品展開(広島和牛ハンバーグ、六穀豚塩そば、等)や、廃棄野菜等を活用したアップサイクル型商品展開(野菜オンリースープ「Re soup」、等)を推進します。これによって、環境的に高品質な一次産品が生まれる自然環境を活かしきれていない広島県の課題をマーケティングの力で解決し、更に農業経営体の稼ぐ力に資する事業を目指します。
この度は、我々の課題解決提案と想いをご理解いただき誠にありがとうございます。
これまで、小規模を中心とした広島モノづくりの衰退を感じながら、それをいかに共存共栄できるモデルケースを作れるかに挑戦してきました。国内百貨店や高級スーパーの直口座を持ち合わせている事、ECファンを持っている事、リアルの接点を持っている事などの価値を生かし、質とスピード感高く挑戦していきます。活動や販売の応援よろしくお願いいたします。

代表者 小野敏史さん

comorebi farm
- プロジェクト名:comorebi commune
- 起案代表者:小嶋正太郎(comorebi farm、尾道市)【農業経営体(八朔、安政柑)】
農業における後継者問題の解決を見据えた新たな就農モデルの創出による産地形成ビジネス
創造性に溢れる地方ライフスタイルを求める都会在住クリエイターが抱える移住・就農課題を、因島での手軽な半農半X型就農支援を通じて解決します。これと同時に、因島における柑橘生産者の後継者問題を解決する新たな就農モデルの創出と、それに基づくコミュニティ型の産地形成ビジネスに挑みます。具体的には、農家民宿の立ち上げを通じてクリエイターの移住・就農を体験できる環境を整備し、手軽に就農できる半農半X型就農の仕組みを整備します。その後、移住クリエイターによる「クリエイターズコミュニティ」を起点に、地域産品を用いて今までにない視点や方法で新商品(八朔を活用したビールやアロマオイルなど)を開発し、地域の魅力を発信します。これらの活動を通じて、地域の6次産業化を持続的に促進する仕組みを作ることで、地域の後継者問題の解決と農業経営体の稼ぐ力向上を両立する新たな事業モデルを創出します。
comorebi
farmのミッションは「農業における後継者問題の解決」です。
八朔の発祥の地である因島では八朔農家の高齢化と後継者不足により、八朔のつくり手が20年以内に一気に減少してしまう可能性があります。このような問題を解決するべく、まず私たちは気軽に農家としてのライフスタイルを体験できる農家民宿を開業します。それと同時に、八朔の新商品開発イベントを企画し、今までにない視点や方法で6次産業化を促進し、八朔の価値向上を狙います。そして、楽しみながら農業ができる就農モデルを創り、多くの人に農業の魅力を発信し、新規就農者を増やし、島の活性化に貢献したいと考えています。

代表者 小嶋正太郎さん

薬局DE野菜
- プロジェクト名:薬局DE野菜
- 起案代表者:藤谷裕司(Agre Lore Lab.、三次市)【農業経営体(白ねぎ)】
中山間地域と都市部を繋ぐ機能として広島流新農業モデルの構築を目指し取り組んでいきます!
地域密着型の調剤薬局が大手ドラックストアとの差別化のために、顧客の健康サポートの推進方法に課題を抱える中、その解決手段として健康をテーマにした野菜販売の出来る新たな「棚」を創出します。具体的には、美味しく健康でいたい顧客層をターゲットに、健康に関する親身な商品提案ができる薬局ならではの顧客接点を活かし、広島県産野菜からなる健康テーマの野菜ブランドの創出を目指します。ブランド創出に向けては、栄養機能に特化した商品開発(機能性表示食品トマトなど)や、医療現場等との今までにない業界との協業で新たな価値創出に取り組みます。
健康と農業・野菜をテーマに親和性の高い調剤薬局での野菜販売を行います。
広島県産の野菜を生産者から直接買付け、産地から直接仕入れます。
また、医療現場との連携で商品開発や栄養機能に特化した商品作りなど今までにない業界とのコラボで新たな価値の創出に向け取り組みます。

代表者(左から) 竹内正智さん、藤谷裕司さん、石井祐弥さん
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- 採択者発表
問い合わせ先
Hiroshima FOOD BATON事務局
(合同会社MHDF内)