竹原と言えば「たけのこ」、たけのこと言えば「竹原」
竹原商工会さんからの発案で、竹原ブランドを作ろうということになったのが、この商品が誕生したきっかけです。
水煮が誕生する前に、【たけのこのピクルス】を作ったんです。生のたけのこを特別な工程で白または赤ワインに漬け込み、寝かします。これもまた試行錯誤。広島市内にあるホテルの料理長のご協力を得て、やっと納得いくものが出来、第9回グルメ&ダイニングスタイルショーのフード部門で見事に大賞に選ばれました。
竹原には他にもいい食材がたくさんありますが、竹原のたけのこというのが、全国的にもわかりやすいでしょ。もともと竹林も多くあったことだし。
たけのこは時間勝負
「筍とるなら先に湯をわかしておけ」と言うほど、たけのこは収穫してからの時間勝負。
もちろん我々も生産者から受け取ったたけのこを、すぐに湯でて、丁寧に加工処理します。
これこそが、鮮度を保ち、刺身で食べられる正真正銘国産の【たけこのの水煮】なのです。
生産者のほとんどは、小さい規模で栽培しています。
でもそのほうが目が行き届き、いいたけのこが出来るといいます。そして水も綺麗。
山に自生しているものを収穫するのではなく、肥料をやり、手間隙かけて美味しいたけのこを栽培しているのです。
収穫時期には、いいたけのこが毎日のように出荷され、私たちはそれを大事に受け取ります。
関東圏へお届けしたい。
竹原市民でたけのこをわざわざ買う人はほとんどいません。
時期になれば、だれかがくれる。もしくは、知人が所有する山に自生しているものを取りにいくというのが普通だから。
地元で言えばあたりまえのことですが、中国産が多く出回っている中、国産たけのこの水煮は全国でも貴重です。
とくに関東圏へは積極的にお届けしたい。
そして竹原という地域のPRにも一役買えれば、嬉しいですね。