今回、登録商品で腕を振るうのは、
お酒の進む鉄板料理が楽しめる「鉄板料理 みかど」の店主 熊本 淳さん。

「広島は世界中に知られている都市なんです。でも、それは「広島」＝「被爆地」というイメージによるもの。これが許せなくて広島に帰ってきました」

過去にバックパッカーの経験があり、世界中の人と触れ合ってきた熊本さん。
「広島」＝「被爆地」というイメージを払拭するべく、自分にできる広島を世界にアピールする方法を考え、たどり着いたのがお好み焼き等の広島を代表する「鉄板料理」だったという。

「広島では知らない人同士で一つの鉄板を囲み、一緒に食べて飲んで友達になれる」
これを世界の人に伝えたいという思いから
2021年6月に「鉄板料理 みかど」をオープン。

そんな熊本さんが選んだ登録商品は株式会社ねぎらいファームの「サムライねぎ」

――「サムライねぎ」を選んだ理由は？
まず、ネーミングからグッときて使ってみました。
青ネギや白ネギとも違う甘みや香りにハマりましたね。
調べてみたら九条ねぎの球根から作られたそうで、広島で九条ねぎは珍しいと思い選びました。

――今回「サムライねぎ」を使ってどんな料理を作りましたか？
「とん平焼き サムライねぎVer.」です。
広島は青ネギ主体の鉄板焼き料理が多く、香りが強いという印象があるのですが、
サムライネギは焼くと甘みが出るんですよね。
そこを活かして、従来のとん平焼きよりも甘みが増したものにしました。

――今後「サムライねぎ」をどう展開していきたいですか？
サムライねぎの出荷時期が限られているので、期間限定メニューにはなると思いますが、
料理の上にかけて生の状態を楽しんだり、
今回のとん平焼き以外にも、コウネと一緒に炒めるなど、サムライねぎの甘みを活かす火を通したメニューを展開していきたいです。