兼業農家だった祖父母のもとに、昭和45年私の父が戻ってきてから、専業農家としてみかん栽培を始めました。
しかし2年後の昭和47年、みかん(柑橘)が大暴落してどん底となった中、昭和50年ころから組合マーケット(JA直売所)への出荷が始まりました。
それでもみかん販売は伸び悩んでいたので、県の普及所に相談したところ、島の立地を活かしてトマトを栽培したらどうかということになり、8戸の農家でトマト部会をつくりました。それがトマト栽培をはじめたきっかけです。
私自身は、子供のころから父親の背中を見て育ったので、小学生の頃は純粋に農家になりたいと思いました。中学生のころは、やっぱり(農業は)したくない。高校では迷いも
しましたが、農大に進学すること決めました。大学時代に農業が【業】として確立していないことを実感し、産業としての農業をつくりたいと思いました。
それと父親が4tトラックに乗って自ら販売している姿を見て、やり方次第で儲かるという魅力も子供のころから感じていましたね。
1つは、うちのトマトを扱ってくれるお客様から信用されることです。
もうひとつは、会社組織にして3年、【業】として成り立つまで、苦労はかけているけれど頑張ってやってくれている従業員へのの感謝の気持ちです。
規模拡大することに伴う、人材育成は大変ですがこの気持ちは大切にしていきたいです。
常温でも大丈夫ですが、夏場は低温冷蔵で保存してください。
焼きトマトは絶品です!